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日帰り手術

はじめに

肛門の病気は、恥ずかしさで誰にも相談出来ず、長年我慢している内にひどくなり、やっと病院へ来られたときには、病状が進んでおられる方も多いものです。
毎日使うところですから、早く治して、快適な生活を取り戻しましょう。以前は、入院して手術する必要がありましたが、いろいろの工夫で、入院が短縮化されてきて、日帰りでも治せるものが多くなりました。
勿論、大きな脱肛や深い痔瘻は傷も大きくなりますので、入院が必要です。
病気がひどくならない内に、早めに治療をすれば、楽に治せる訳ですから、躊躇せず日帰り手術を受けられることをお勧めします。
費用も、普通入院の半額以下で済みます。
ただし、外来で手術をしても、直ぐに傷が治る訳ではありません。
傷の痛みもありますから、少なくとも2~3日はお仕事を休まれた方が安心でしょう。

日帰り手術・外来手術

外来で手術が可能かどうかの判断をいたしますので、まずは、受診して診察を受けて下さい。
日帰り手術:傷が多い時は、腰椎麻酔で手術し、一日入院(一泊ではありません)をして、夕方帰宅出来ます。
外来手術:傷が少ない時は、硬膜外麻酔で手術し、3時間位で帰宅出来ます。
ほとんどの方は当日のみで対応出来ますが、入院が必要な場合は、他院をご紹介致します。
当院院長が出張して手術を行う病院もあります。

術前検査
結果が直ぐに出ないものもあり、予め1週間前の午前中に簡単な検査をして頂きます。(所要時間30分位

手術当日
日帰り手術:昼頃に来院していただき、準備を始めます。
外来手術:昼過ぎに来院していただき、準備を始めます。

手術
日帰り手術:麻酔は、一番早くて確実な低位の腰椎麻酔で行います。
針は、極細のものを使いますから、腰麻後頭痛の心配は少ないです。
肛門の括約筋が十分に緩みますので、全体を観察しながら、確実な手術を行います。
外来手術:麻酔は、痺れの早く取れる硬膜外麻酔で行います。
術後の頭痛を来す心配はありませんが、効果が不確実のことがあります。その場合は、局所麻酔を追加します。
 

 

【痔核の場合】
痔核が内痔核に限られている場合は、外来でALTA注を注入するだけで済みます。
注射剤にAlを含んでおりますので、術後に点滴をし、十分な排尿を確認して帰って頂きます。
日本人に多い内外痔核型では、外痔核から内痔核の一部にかけて切除します。
残りの内痔核は切除せず、ALTA注を注入することで痔核を硬化萎縮させ、傷を少なく済ませることで、術後の痛みや出血の可能性を低くすることが出来ます。
傷が少ないときには外来手術で、多いと日帰り手術で行います。

 

【痔瘻の場合】
外側の瘻管部分は、切開開放します。
痔瘻が内側の肛門括約筋を貫く部分は切開せず(一気に切開しますと、括約筋は緩み、傷が大きくなり、筋肉の弱い部分では、締まりが悪くなってしまいます)、痔瘻の入り口の部分だけ電気メスで処置した後、瘻管にゴム輪を通して置き、その後1週間毎のゴム輪締めに備えておきます。
傷が少ないため、術直後の痛みや出血の可能性を低くすることが出来ます。
前方や側方の浅い痔瘻では外来手術で、後方の深い痔瘻では日帰り手術で行います。

 

術後
外来手術では、足の痺れが取れて、出血のないことを確かめてから、帰って頂きます。
日帰り手術では、術後の点滴をし、腰椎麻酔後の頭痛の発生を防ぐため、4時間の安静を保って頂きます。
足の痺れが取れて、排尿のあるのを確かめてから、付き添いの方と共に帰って頂きます。
麻酔の効果が切れ、その日の晩に痛みが出てくるときは、強い鎮痛剤を頓服で追加内服して凌いで頂きます。

外来通院
術後は、翌日は必ず来院していただき、排便や排尿の状態や傷の具合を診ます。
その後は、毎週通って頂き、傷が治るまで経過を観察いたします。
初めの頃は、傷の痛みは残っていますが、我慢出来るなら、軽い仕事ならば始めて構いません。
但し、手術後10日目前後で、傷が脆くなる時期がありますので、特にその頃は油断せず、十分安静を保つようにお願いします。
硬い便を無理に出したりすると、大出血を起こしますので、便の軟化に努めて下さい。
痔核では術後約1ヶ月痔瘻では術後約2~3ヶ月ほど治るのに要する見込みです。